天は見通し(読み)テンハミトオシ

デジタル大辞泉 「天は見通し」の意味・読み・例文・類語

てん見通みとお

天は真実を見通し、善悪隠れるところがない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天は見通し」の意味・読み・例文・類語

てん【天】 は 見通(みとお)

  1. 天は善悪ともに隠れるところなく見通している。神は見通し。
    1. [初出の実例]「その身の罪を脱れんと左様な虚言をおっしゃっても、天(テン)は見通(ミトホ)し」(出典:歌舞伎・加賀見山再岩藤骨寄せの岩藤)(1860)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android