天保丁銀(読み)てんぽうちょうぎん

精選版 日本国語大辞典 「天保丁銀」の意味・読み・例文・類語

てんぽう‐ちょうぎん‥チャウギン【天保丁銀】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、天保八年(一八三七)から発行された量目不定、なまこ形の秤量銀貨。品位は千分中二六〇。慶応四年(一八六八五月通用を禁止された。表面年代をあらわす「保」字が打刻されているところから「保字丁銀」とも呼ばれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android