天地の歌(読み)あめつちのうた

精選版 日本国語大辞典 「天地の歌」の意味・読み・例文・類語

あめつち【天地】 の 歌(うた)

  1. 天地の詞の一字ずつを、第一字にまたは第一字と最後の字とに用いて作った和歌。
    1. [初出の実例]「あめつちの歌四十八首、もと藤原有忠あざな藤あむよめる返しなり。もとのうたはかみのかぎりにそのもじをすゑたり。これはしもにもすゑ、時をもわかちてよめる也。春。あらさじとうち返すらし小山田の苗代水にぬれて作るあ」(出典:順集(983頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android