天寧寺門前町(読み)てんねいじもんぜんちよう

日本歴史地名大系 「天寧寺門前町」の解説

天寧寺門前町
てんねいじもんぜんちよう

北区寺町通鞍馬口下ル

東西に通る鞍馬口くらまぐち通に北面する片側町。西は寺町通。

寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「天寧前丁」とあり、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」は鞍馬口通側を「天寧寺門前町」、寺町通側を「天ねん寺前丁」と記し、明治維新後合して現町名となった(坊目誌)

洛中町並の最北端部で、天正一八年(一五九〇)豊臣秀吉の市街地再編成により寺院が集団移転して開町。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む