…草木がみな物いうとあるのも,万物に精霊があると信じたもので,星をも同じ信仰により悪霊の宿るものと見ていたのである。ついで同巻に〈天津甕星(あまつみかぼし)〉が現れている。記紀を通ずる唯一の星神の名で,神々に抵抗した後に誅せられたとある。…
※「天津甕星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...