…太陽・月・惑星・おもな恒星の位置,日月出没表,日月食などの記載がある。日本の航海暦には海上保安庁の水路部で発行されている《天測暦》《天測略暦》がある。近年は天体観測に頼る必要のない衛星航法や電波航法が実用化されているが,天体観測による天文航法はこれらと共栄の関係にあり,したがって航海暦の編纂は今後とも必要とされる。…
※「天測暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...