コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

惑星 わくせい planet

翻訳|planet

8件 の用語解説(惑星の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

惑星
わくせい
planet

惑星とは,太陽系にある天体のうち,次の三つの条件を満たす天体と定義できる。 (1) 太陽のまわりを楕円軌道で運動している。 (2) 自己重力でほぼ球状をしている。 (3) その天体の軌道周辺には衛星を除き他に物体や天体が存在しない。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵2015の解説

惑星

2006年チェコプラハで開催された国際天文学連合(IAU)総会で採択された定義によると、太陽系の惑星は、太陽の周りを回り、質量が十分大きいので自己の重力により球形で、その軌道付近の他の天体を吸収し、それだけが際立つ天体。この定義によって、太陽系の惑星は太陽に近い順に、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星海王星の8個となった。構造で分類すると、岩石を主体とする地球型惑星(水星、金星、地球、火星)と、中心に岩石と金属の核があり、ガスが主体で輪を持つ大型の木星型惑星(木星、土星、天王星、海王星)に分けられる。惑星はほぼ黄道面に沿って、同じ向きに楕円運動をしているが、これは惑星が太陽を回るガスや塵(ちり)の円盤(原始太陽系円盤)の中で成長してできたことを示す。準惑星は、太陽の周りを回り、質量が十分大きいので自己の重力により球形であるが、軌道付近には他の天体が吸収しきれずに残っている、衛星でない天体。冥王星、最大の小惑星セレス(ケレス:Ceres)、新しく発見された天体エリス(2003UB313)などは準惑星に分類された。セドナ(Sedna)は球形かどうか不明なので、未分類。これまで、dwarf planetの訳語として、矮小(わいしょう)惑星あるいは矮惑星が使われることもあったが、日本学術会議は07年の対外報告で準惑星を提案した。

(土佐誠 東北大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

わく‐せい【惑星】

恒星の周囲を公転する、比較的大きな天体。国際天文学連合はこのほか、自己重力のため球形であることと、公転軌道近くに衛星以外の天体がないことを惑星の要件としている。太陽系では太陽に近い順に、水星金星地球火星木星土星天王星海王星の八つがある。海王星の外側を回る冥王星も長く惑星とされていたが、2006年に同連合によって新たに準惑星に分類された。遊星。
実力・手腕が未知であるが、有望とみられる人。ダークホース。「財界の―」
[補説]惑星の分類(太陽系)
地球型惑星:水星・金星・地球・火星
木星型惑星:木星・土星
天王星型惑星:天王星・海王星

内惑星:水星・金星
外惑星:火星・木星・土星・天王星・海王星
惑星以外の天体の分類
準惑星太陽系小天体衛星

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

惑星【わくせい】

遊星とも。太陽系に属する比較的大きい8個の天体。太陽に近い順に水星,金星,地球,火星,木星,土星,天王星,海王星がある。また火星と木星間には小惑星がある。恒星と違って太陽の光を反射して輝き,またたきをせず,地球に近いもの(水星,金星,火星)は満ち欠けをする。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル大辞泉プラスの解説

惑星

イギリスの作曲家グスターブ・ホルスト管弦楽曲(1914-16)。原題《The Planets》。作曲当時知られていた地球を除く7つの惑星を題材とする。第4曲『木星』が最もよく知られる。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

わくせい【惑星 planet】

太陽の万有引力に引かれてその周囲を楕円運動する天体群。遊星とも呼ばれる。内側から水星,金星,地球,火星,木星,土星,天王星,海王星,冥王星の9個があり,その多くは衛星をもつ。また火星と木星の間には数多くの小惑星があり,惑星に集積し切れなかったなごりの物体群と考えられている。水星,金星,火星,木星,土星の5惑星は太陽と月を除けば天空で恒常的にもっとも明るい天体であるから,太古より人類の生活に暦,占星術の形で取り込まれてきた。

わくせい【惑星 The Planets】

G.ホルストの作曲したオーケストラ用の組曲。作品32。太陽系の七つの惑星の名前を標題とする7曲からなる。七つの惑星は,それぞれに戦争,平和,翼のある使い,快楽,老年,魔術,神秘の神を象徴する。1914年から16年にかけて作曲され,20年ロンドン交響楽団によって初演された。壮麗な音響効果の魅力ゆえに,日本でもしばしばアマチュアのオーケストラが演奏曲目に採り上げるほど広く親しまれている。【後藤 暢子】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

わくせい【惑星】

太陽の周囲を公転し、十分大きな質量をもつため自身の重力でほぼ球形を保ち、その軌道近くから他の天体を排除した天体。水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星をさし、準惑星や小惑星を含めない。太陽以外の恒星の同様な天体は系外惑星(太陽系外惑星)と呼ばれる。遊星。
人物・手腕などはよく知られていないが、何かやりそうに思われる人物。有力と目される人物。なぞの人。 「政界の-」 〔蘭学では、規則的に動く「恒星」に対し、幕末に「行星」とともに用いられる。その後、「惑星」が定着〕

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の惑星の言及

【ホルスト】より

…週日は教えるのに多忙なため,日曜日に登校して終日音楽教室で作曲に没頭した。管弦楽組曲《惑星》(1916)は初演当時から好評を博したが,ステレオ時代になってから爆発的な人気を呼び,レコードばかりでなく演奏会でも盛んに演奏されている。ほかにオペラ《放浪学者》(1934),合唱曲,管弦楽のための《サマセット・ラプソディ》(1907)などがあり,吹奏楽のための《前奏曲とスケルツォ,ハマースミス》(1930)なども親しまれている。…

※「惑星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

惑星の関連キーワード日本万国博覧会モラバプラハの春コーリャ/愛のプラハプラハ交響楽団プラハ室内管弦楽団プラハテレビタワープラハ・フィルハーモニアプラハマラソンプラハの春音楽祭

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

惑星の関連情報