予報(読み)よほう

精選版 日本国語大辞典 「予報」の意味・読み・例文・類語

よ‐ほう【予報】

〘名〙
① 自分の予定・計画などを事前に関係者に知らせること。
※明六雑誌‐三〇号(1875)明六社第一年回役員改選に付演説〈森有礼〉「故に今聊将来の社益を慮て此に予報す願くは諸君之を諒せよ」
② まだ起きていない自然現象などを予測し、それを人々に知らせること。
※落語・佃島(1900)〈初代三遊亭金馬〉「前日に翌日天気を予報するなかといふ」
※裸に虱なし(1920)〈宮武外骨天気予報は何故当らぬ事が多きか「此予報(ヨハウ)の当らない理由を、中央気象台へ行って訊ねて見た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「予報」の意味・読み・例文・類語

よ‐ほう【予報】

[名](スル)
前もって知らせること。また、その知らせ。
「将来の社益を慮て此に―す」〈森有礼明六雑誌三〇〉
天気予報」の略。「予報によれば明日は雨だ」
[類語]予告前触れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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