天滓(読み)テンカス

デジタル大辞泉 「天滓」の意味・読み・例文・類語

てん‐かす【天×滓】

てんぷらを揚げるとき、衣が油に散ったもの。揚げ玉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天滓」の意味・読み・例文・類語

てん‐かす【天滓】

  1. 〘 名詞 〙 天ぷらを揚げたかす。あげだま。
    1. [初出の実例]「天(テン)かすうどん(天ぷらの揚げかすのはいったうどん)の味は今だに忘れられない」(出典:まんだん読本(1932)見習時代〈松浦翠波〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android