天父(読み)テンプ

デジタル大辞泉 「天父」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぷ【天父】

キリスト教で、神。

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精選版 日本国語大辞典 「天父」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぷ【天父】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天帝。また、キリスト教の神。
    1. [初出の実例]「天父既に此烝民を生じ懿徳を賦するを以て」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    2. [その他の文献]〔魏志‐高柔伝〕
  3. 天子。〔宋書‐礼志一〕

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世界大百科事典(旧版)内の天父の言及

【地母神】より

…大地の豊饒性,生命力の神格化されたもの。父神的性格をもつ上天神(天父)に対する。ギリシア神話の大地女神ガイアは,原古にカオスに次ぎ最初に誕生し,自分が生んだ天空神ウラノスと結婚して,神々の祖となったとされる。…

※「天父」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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