懿徳(読み)イトク

デジタル大辞泉 「懿徳」の意味・読み・例文・類語

い‐とく【×懿徳】

りっぱな徳。美徳

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精選版 日本国語大辞典 「懿徳」の意味・読み・例文・類語

い‐とく【懿徳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「懿」は、よい、美しいの意 ) りっぱな徳。美徳。
    1. [初出の実例]「父既に此烝民を生し懿徳を賦するを以て」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二四年〕

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普及版 字通 「懿徳」の読み・字形・画数・意味

【懿徳】いとく

すぐれた徳。〔顔氏家訓文章〕昔より天子にして才は、唯だ武・魏の太・宋の孝武のみ。皆世議に(そむ)き、懿の君に非ざるなり。

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