天牛擬(読み)かみきりもどき

精選版 日本国語大辞典 「天牛擬」の意味・読み・例文・類語

かみきり‐もどき【天牛擬】

  1. 〘 名詞 〙 カミキリモドキ科の甲虫総称。体長五~二〇ミリメートルで細長く、一見カミキリムシに似ているが、からだが柔らかい。花に集まるものが多いが、灯火に集まるものも多く、誤って触れると、体液中のカンタリジンによってみみず腫れのような水疱を生じるものもある。日本にはモモブトカミキリモドキアオカミキリモドキなど約五〇種が分布する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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