天狗太郎(読み)テング タロウ

20世紀日本人名事典 「天狗太郎」の解説

天狗 太郎
テング タロウ

昭和・平成期の小説家



生年
大正12(1923)年4月29日

没年
平成7(1995)年11月10日

出生地
和歌山県東牟妻郡古座町

本名
山本 亨介(ヤマモト キョウスケ)

学歴〔年〕
彦根高商〔昭和18年〕卒

経歴
サンケイ新聞記者となり、将棋を担当、観戦記を執筆。昭和35年朝日新聞に移り、天狗太郎の筆名を用いて健筆をふるった。かたわら28年頃から将棋史の研究に着手し、「将棋文化史」「将棋庶民史」「名棋士名勝負」「勝負師の門」「学徒出陣ふたたび」などを発表。碁界に比して史伝の少ない将棋史の第一人者

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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