天狗貝(読み)てんぐがい

精選版 日本国語大辞典 「天狗貝」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐がい‥がひ【天狗貝】

  1. 〘 名詞 〙 アクキガイ科巻き貝。紀伊半島以南の珊瑚(さんご)礁に分布し、潮下帯の水深三〇メートルまでの岩礁にすむ。こぶし形で殻高約二五センチメートルに達する。殻質は重厚堅固で大きな刺(とげ)をもつ。殻表は灰白褐色で黒褐色斑があり、殻口は丸くて大きく縁は桃色を帯びる。花瓶などに利用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「天狗貝」の解説

天狗貝 (テングガイ)

学名Chicoreus ramosus
動物。アクキガイ科の巻き貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android