天皇海山群(読み)てんのうかいざんぐん

百科事典マイペディア 「天皇海山群」の意味・わかりやすい解説

天皇海山群【てんのうかいざんぐん】

天皇海嶺とも。カムチャツカの東,東経165°,北緯55°付近から東経175°,北緯30°付近にかけて,ほぼ北北東〜南南西方向に連なる海山(多くはギヨー)の列。それぞれの海山に,神武・推古など日本の古い天皇の名がつけられているのでこのように呼ばれる。頂上水深は2000m前後。南方への延長はハワイへとつながり,ハワイ海嶺から天皇海山群につらなる一連海山列はハワイ天皇海山列と呼ばれる。この海山列はホットスポットでの火山活動と海洋プレートの移動によってつくられたと考えられている。

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