太俣郷(読み)ふとまたごう

日本歴史地名大系 「太俣郷」の解説

太俣郷
ふとまたごう

天正一八年(一五九〇)の豊臣秀吉朱印状(竜造寺家文書)に「肥前国佐嘉郡内(太)俣五千弐百廿四石事、為隠居分、令扶助条、全可領知、但軍役令免除者也」とあり、竜造寺民部大輔(政家)に隠居地として太俣の地が与えられている。政家は隆信の子である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android