太元帥明王(読み)たいげんすいみょうおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太元帥明王」の解説

太元帥明王 たいげんすいみょうおう

密教明王
元来は仏教外の鬼神であったが,仏教では生あるものを害するすべての悪鬼,悪獣,悪人を打ちほろぼす。忿怒(ふんぬ)相で,四面八臂(はっぴ),六面八臂などさまざまな姿であらわされる。日本には平安時代前期につたわり,鎮護国家,外敵降伏(ごうぶく)のため信仰された。奈良秋篠(あきしの)寺の木像有名。「たいげんみょうおう」ともよみ,大元帥明王ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む