木像(読み)モクゾウ

デジタル大辞泉 「木像」の意味・読み・例文・類語

もく‐ぞう〔‐ザウ〕【木像】

木で作った像。「木像の観音像」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木像」の意味・読み・例文・類語

もく‐ぞう‥ザウ【木像】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木でつくった像。
    1. [初出の実例]「極楽寺と云ふ寺に、木像の両界の像御(おはし)ます」(出典今昔物語集(1120頃か)三一)
    2. [その他の文献]〔葛長庚‐太平興国宮記〕
  3. 無能者やものを言わない人をあざけっていう語。でくのぼう。
    1. [初出の実例]「ゑゑ弱虫め、まだ迷って居るか白痴め〈略〉此木像(モクザウ)め」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉九二)

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普及版 字通 「木像」の読み・字形・画数・意味

【木像】もくぞう

木の彫像

字通「木」の項目を見る

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