コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

明王 みょうおう Vidyā-rāja

7件 の用語解説(明王の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

明王
みょうおう
Vidyā-rāja

呪文の王者の意味をもつ,もろもろの悪魔を調伏し,仏法を守る守護神大日如来の化現の一つとされ,教化しがたい衆生を折伏して救済しようとするため,ほとんど忿怒の相である。明王部の諸尊には,不動明王などの五大明王のほかに大元帥明王愛染明王などがあり,孔雀明王だけは慈悲相で表現される。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

みょう‐おう〔ミヤウワウ〕【明王】

大日如来の命を奉じ、怒りの相を表し、悪魔を降伏(ごうぶく)して仏法を守護する諸尊。五大明王など。特に、不動明王をさす。
智慧の王、すなわち真言(しんごん)のこと。

めい‐おう〔‐ワウ〕【明王】

すぐれた、かしこい王。明君。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

明王【みょうおう】

仏像のうちで如来菩薩(ぼさつ)の次に来る分類名。非常に強い力をもち,忿怒(ふんぬ)の形相で悪を打ち砕く姿が多い。愛染明王不動明王,孔雀明王,大元帥明王などのほか,数尊を一組として考えられたものに五大明王(不動明王,降三世(ごうさんぜ)明王,軍荼利(ぐんだり)明王,大威徳明王金剛夜叉明王),八大明王がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

みょうおう【明王】

明呪(みようしゆ)の中の王(最も優れているもの)との意味で,真言(しんごん)の別称として用いられるが,一般には仏像を大別したとき如来・菩薩の次に来る分類名として使われることが多い。明王とは,仏(如来)が通常の姿でいては教化し難い衆生を,屈伏させて教化するために忿怒(ふんぬ)の姿に変身したものに特に命名したもので,密教特有の尊像である。単独に信仰された明王としては不動明王愛染明王大元帥(たいげんすい)明王孔雀明王,烏枢渋摩(うすしま)明王(烏蒭沙摩(うすさま)明王)などがあり,数尊を一組として考えられたものとしては五大明王,八大明王がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

みょうおう【明王】

大日如来の意を受けて、導きがたい人々を強力に仏の教えに導いて救済する諸尊。一般に忿怒ふんぬの相を表す。愛染明王・不動明王など。

めいおう【明王】

賢明な君主。明君。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の明王の言及

【白蓮教】より

…韓氏は韓山童の祖父の代から白蓮会を組織し,韓山童の時に至って,〈天下大いに乱れ,弥勒仏下生す〉という口号(スローガン)を掲げ,劉福通らと結んで反乱を起こした。韓山童は早期に官憲に捕らえられたが,彼の子韓林児は劉福通に擁され,小明王と称し,亳(はく)州において宋国を立て元号を竜鳳と定めた。この〈明王〉という称号は,あるいは仏教に由来するものとされ,またマニ教に由来するものともされる。…

【仏像】より

…将来に仏陀となる弥勒(みろく)菩薩の起源は古く,大乗仏教では観音,勢至(せいし),文殊,普賢,日光,月光,地蔵など,密教では金剛薩埵(さつた),五秘密,普賢延命,准胝(じゆんてい),多羅,虚空蔵などの多数の菩薩を生んだ。また不動その他の明王は忿怒(ふんぬ)の形相をした密教特有の尊像で,発生的にはヒンドゥー教のシバ神と密接に関連する。また,古くから仏教にとり入れられたインドの神々など仏法を守護する異教の神々を天と総称し,梵天,帝釈(たいしやく)天,吉祥(きつしよう)天,弁才天,竜王,夜叉,訶梨帝母(かりていも)(鬼子母(きしも)神),摩利支(まりし)天,大黒天,聖天など,また四天王,八部衆,十二天などの一群の神々がある。…

※「明王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

明王の関連キーワード一番魚は鯛最優秀選手花の王高機能優れてよくみようかぞえてみよう鶏卵タンパク質構造用鋼

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

明王の関連情報