太息(読み)フトイキ

デジタル大辞泉 「太息」の意味・読み・例文・類語

ふと‐いき【太息】

大きくゆるやかに息をすること。また、その息。

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精選版 日本国語大辞典 「太息」の意味・読み・例文・類語

ふと‐いき【太息】

  1. 〘 名詞 〙 太くゆるやかに息をすること。大きくためいきをつくこと。また、その息。おおいき。といき。たいそく。
    1. [初出の実例]「頓阿彌は生つきたる太いきにて太尺八を吹き候。我は息が足り候はぬ程に、細きにて吹き候」(出典:禅鳳雑談(1513頃)中)

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普及版 字通 「太息」の読み・字形・画数・意味

【太息】たいそく

深くためいきして嘆く。〔楚辞九歌湘君〕靈を揚ぐること未だ極まらず 女、嬋(せんゑん)として余が爲に太息す

字通「太」の項目を見る

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