デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田渉子」の解説
太田渉子 おおた-しょうこ
平成元年7月27日生まれ。小学3年でスキーをはじめ,平成15年日本障害者スキー連盟の強化指定選手。16年ワールドカップカナダ大会より競技を開始。種目はクロスカントリー,バイアスロン。18年トリノ冬季パラリンピック(障害は左手全指欠損で,クラスはLW8:立位)ではバイアスロンロングで史上最年少(16歳)で銅メダルを獲得。19年ワールドカップバイアスロン総合優勝,20年ワールドカップのクロスカントリー総合2位,21年ワールドカップのバイアスロン総合2位。22年バンクーバー冬季パラリンピックのクラシカルスプリントで銀メダルを獲得。23-24年シーズンのワールドカップでクロスカントリー年間総合2位。24-25年シーズンのワールドカップでバイアスロン年間総合3位。26年3度目のソチ冬季パラリンピックでは選手団の旗手をつとめ,バイアスロン6kmで6位,クロスカントリーはスプリント1kmで8位,5kmフリーで10位,混合リレーで7位。日立ソリューションズ所属。山形県出身。