コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

太良未太 だらみだ

2件 の用語解説(太良未太の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

太良未太 だらみだ

?-? 百済(くだら)(朝鮮)の寺大工。
崇峻(すしゅん)天皇元年(588)進調使の首信(しゅしん)らと来日,蘇我(そがの)馬子による法興寺(飛鳥(あすか)寺)造営に従事したという。名は「たらみた」ともよみ,丈羅未大ともかく。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

太良未太

生年:生没年不詳
6世紀後半,崇峻天皇のころ百済から来た寺院建築の工匠。『日本書紀』元興寺縁起』および同縁起に引く露盤銘によると,崇峻1(588)年,百済は仏舎利,僧侶のほか,寺工(寺師)の太良未太(丈羅未大),文賈古子,露盤博士の白昧淳,瓦博士の麻奈文奴,陽貴文,〓貴文,昔麻帝弥,画工の白加,陽古などの人たちを派遣したと伝える。こうした百済の提供した寺院建築の技術者を得て,中国・朝鮮風の瓦葺き元興寺(法興寺,のちの飛鳥寺)が造営された。発掘調査により,同寺の伽藍配置高句麗や百済の寺院の例に類似することがわかっている。太良未太らの一行は百済人であるが,人名の特異な人もおり,ペルシャなどから中国南朝を経て移住していた人が含まれるかもしれない。

(鈴木靖民)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

太良未太の関連キーワード崇峻天皇飛鳥衣縫樹葉石寸名大伴小手子河上娘吉備海部羽嶋蘇我河上娘段楊爾東漢駒

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone