太虚元寿(読み)たいこ げんじゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太虚元寿」の解説

太虚元寿 たいこ-げんじゅ

?-? 鎌倉-南北朝時代の僧。
臨済(りんざい)宗。約翁徳倹(やくおう-とっけん)(1245-1320)に師事し,その法をつぐ。元(げん)(中国)にわたって霊石如芝(にょし),月江正印(しょういん),竺田悟心らをおとずれた。帰国後摂津福厳(ふくごん)寺(兵庫県)の住持となった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android