精選版 日本国語大辞典 「夫じゃというて」の意味・読み・例文・類語
それ【其】 =じゃと いうて[=じゃてて・じゃて]
- =それ(其)かと言って
- [初出の実例]「『おろしたりあげたり、足も、こしもくたびれはてた』『それじゃて、わしがおまじゃ、どふぞかし、おりてくだんせ』」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)五)
- 「『其御遠慮には及びませぬ〈略〉』『それぢゃと云うて、どうもお内へ』」(出典:歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)五幕)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...