夾み(読み)はさみ[たんそう](その他表記)parting

翻訳|parting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「夾み」の意味・わかりやすい解説

夾み[炭層]
はさみ[たんそう]
parting

炭層の中で石炭の間にはさまっている経済的価値のない岩石。炭層の厚さには,数 mmの薄いものから数十mに達する厚いものまであるが,それがすべて石炭であることはまれで,多くの場合,厚薄いろいろの頁岩,砂岩などの岩石層をはさんでいる。これを炭層の夾み,または夾み盤という。夾みの厚さが数 mm程度の薄いときには,これを特に「しめ」といい,数十 cmにも達する厚いときには,これを中盤,間盤 (あいばん) などという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む