ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「夾み」の意味・わかりやすい解説 夾み[炭層]はさみ[たんそう]parting 炭層の中で石炭の間にはさまっている経済的価値のない岩石。炭層の厚さには,数 mmの薄いものから数十mに達する厚いものまであるが,それがすべて石炭であることはまれで,多くの場合,厚薄いろいろの頁岩,砂岩などの岩石層をはさんでいる。これを炭層の夾み,または夾み盤という。夾みの厚さが数 mm程度の薄いときには,これを特に「しめ」といい,数十 cmにも達する厚いときには,これを中盤,間盤 (あいばん) などという。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by