奇くも(読み)くしくも

精選版 日本国語大辞典 「奇くも」の意味・読み・例文・類語

くしく‐も【奇も】

  1. 〘 副詞 〙 ( 形容詞くし」の連用形助詞「も」の付いてできたもの ) 偶然にも。ふしぎにも。あやしくも。奇怪にも。
    1. [初出の実例]「隆弘と環との間に奇(ク)しくも縁の糸の結ばれて」(出典:己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android