奇くも(読み)くしくも

精選版 日本国語大辞典 「奇くも」の意味・読み・例文・類語

くしく‐も【奇も】

  1. 〘 副詞 〙 ( 形容詞くし」の連用形助詞「も」の付いてできたもの ) 偶然にも。ふしぎにも。あやしくも。奇怪にも。
    1. [初出の実例]「隆弘と環との間に奇(ク)しくも縁の糸の結ばれて」(出典:己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 副詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む