奇奇妙妙(読み)キキミョウミョウ

デジタル大辞泉 「奇奇妙妙」の意味・読み・例文・類語

きき‐みょうみょう〔‐メウメウ〕【奇奇妙妙】

[名・形動]《「奇妙」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて奇妙なこと。また、そのさま。
「ここに―の事実ありさ」〈逍遥当世書生気質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奇奇妙妙」の意味・読み・例文・類語

きき‐みょうみょう‥メウメウ【奇奇妙妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 「きみょう(奇妙)」を強めた語。
    1. [初出の実例]「陰陽亀卜の奇々妙々(キキメウメウ)人をよび出す秘文を書せ」(出典浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android