奇御魂(読み)くしみたま

精選版 日本国語大辞典 「奇御魂」の意味・読み・例文・類語

くし‐みたま【奇御魂】

  1. 〘 名詞 〙 神秘な力を持つ神霊。また、そのような霊威の宿っているもの。
    1. [初出の実例]「奇魂、此をば倶斯美拖磨(クシミタマ)と云ふ」(出典日本書紀(720)神代上)
    2. 「天地の共に久しく言ひ継げと此の久斯美多麻(クシミタマ)敷かしけらしも」(出典:万葉集(8C後)五・八一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む