奇臭(読み)きしゅう

精選版 日本国語大辞典 「奇臭」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅう‥シウ【奇臭】

  1. 〘 名詞 〙 変なにおい。かぎつけないくさみ。珍しいにおい。
    1. [初出の実例]「汗や脂や醤油や色々の物に汚れた其袷は実に忍ぶ可からざる奇臭を帯びて」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)
    2. [その他の文献]〔荀子‐正名〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android