奇臭(読み)きしゅう

精選版 日本国語大辞典 「奇臭」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅう‥シウ【奇臭】

  1. 〘 名詞 〙 変なにおい。かぎつけないくさみ。珍しいにおい。
    1. [初出の実例]「汗や脂や醤油や色々の物に汚れた其袷は実に忍ぶ可からざる奇臭を帯びて」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)
    2. [その他の文献]〔荀子‐正名〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android