奇霊ぶ(読み)くしぶ

精選版 日本国語大辞典 「奇霊ぶ」の意味・読み・例文・類語

くし‐・ぶ【奇霊】

  1. 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 ( 形容詞くし(奇)」の動詞化 ) 霊妙に見える。不思議な様子である。
    1. [初出の実例]「是、太玉命、久志備(クシビ)所生(ませる)神」(出典古語拾遺(807))
    2. 「仍ち久志備(クシビ)ますことを恠(あやし)みたまひき」(出典:丹後風土記逸文(釈日本紀所載)(1274‐1301))

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