精選版 日本国語大辞典 「所生」の意味・読み・例文・類語
しょ‐せい【所生】
〘名〙
※江都督納言願文集(平安後)五・故通家室為養父大納言修善「早蒙二猶子之養一、非レ受二髪膚体一、更越二所生之恩一」
② (ある物が生み出したところのものの意) 生み出したもの。また、作り出したもの。しょしょう。
しょ‐しょう ‥シャウ【所生】
〘名〙
① ある物事が生じること。生まれること。また、生じたもの。生まれたもの。しょせい。
※菅家文草(900頃)五・感雪朝「何啻孤峯寒更暖、所生功徳万民承」
② ある物事が生じたところ。また、ある物事を生んだもの。父母、出身、出生地など。しょせい。
※愚迷発心集(1213頃)「訪ふべき父母の所生を尋ること無し」
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