奈良井羊歯(読み)ならいしだ

精選版 日本国語大辞典 「奈良井羊歯」の意味・読み・例文・類語

ならい‐しだならゐ‥【奈良井羊歯】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類ウラボシ科の落葉多年草。各地山地林下に生える。葉は三~四回羽状複葉。葉面は長さ二五~四〇センチメートルの広卵状五角形で両面ともに単細胞の尖った短毛がある。羽片は長卵形小羽片は卵形で縁にはさらに切れ込みがある。胞子嚢群は各裂片の裏面につく。明治一三年(一八八〇)に長野県塩尻市奈良井で初めて採集されたところからの名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「奈良井羊歯」の解説

奈良井羊歯 (ナライシダ)

学名Arachniodes miqueliana
植物。オシダ科の夏緑性多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android