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林下 りんか

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大辞林 第三版の解説

りんか【林下】

林のほとり。 「 -に小祠あり/日乗 荷風

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の林下の言及

【寺院】より

…住持任命の公帖に対して,五山派寺院は莫大な礼銭を幕府に供出し,ために五山派寺院は幕府の官寺であるとともに,寺院自体が幕府直轄領のような役割を果たして,幕府の重要な財源となって室町時代を推移した。この五山派に対して,室町時代,在野禅を標榜し地方武士や上層町衆に教線をのばし,座禅に徹した禅本来の姿を追求したのが,臨済宗大徳寺・妙心寺派と曹洞宗全体を含む林下(りんか)と呼ばれた諸寺院である。他方,鎌倉時代に興った庶民仏教といわれた浄土宗,真宗,時宗,日蓮宗(法華宗)の諸寺院は,室町時代になるとほぼ全国に成立した。…

【大徳寺】より

… だが,室町時代に入って,足利将軍家が彼の門派と対峙していた夢窓門派の禅に帰依したので,五山派の禅苑では夢窓門派が隆盛した。足利義満が86年(元中3∥至徳3)に改定した五山十刹制(五山・十刹・諸山)では大徳寺は十刹の9位にまで落とされ,ついに1431年(永享3),当寺はみずから室町幕府の保護下にある五山派を離れ,在野の立場に立ついわゆる林下(りんか)の禅寺の道をえらんだ。こうして室町期の大徳寺は,権勢に密着して世俗化し坐禅を捨てて漢詩文や学問の世界に沈潜した五山の禅を鋭く批判し,みずからは兀々(ごつごつ)と坐禅一道に徹して峻厳枯淡の大灯の禅を護持して,当時の禅宗界に独自の立場をうちたてた。…

【仏教】より

…こうして室町前期,五山禅は黄金期を迎え,名僧が輩出したが,五山禅僧は名利に接近し,内部では坐禅よりも詩文の教養が貴ばれ,ここに五山文学の隆盛をみた。だが,五山禅は幕府の衰退とともに室町後期にはしだいに衰え,かわって林下(りんか)の禅が台頭した。宗峰妙超が開いた大徳寺,関山慧玄が創建した妙心寺,それに道元が伝えた曹洞の禅がこれである。…

【妙心寺】より

…慧玄は権力に接近することを嫌い,修業第一に徹し,清素な生活の中で峻厳枯淡の禅を追求したが,この開山の禅風はその後の当寺の伝統となった。すなわち室町時代の当寺は,夢窓疎石や円爾弁円(えんにべんえん)の門派が拠った五山叢林の世俗的な意味での興隆をよそに,ごつごつと禅本来の姿を求める在野の禅,いわゆる林下(りんか)の禅の道をたどった。この間,1399年(応永6)応永の乱で,住持の拙堂宗朴(せつどうそうぼく)と乱を起こした大内義弘が親しかったとの理由で足利義満に寺領や末寺を没収され,かつ寺号を竜雲寺と改めて南禅寺徳雲院の廷用宗器に付与されて,一時中絶の憂目をみた。…

【臨済宗】より

…北山文化,東山文化で代表される室町文化は,五山文学と呼ばれる漢詩文や朱子学のほか,水墨画,庭園,能,茶の湯など多彩な要素を含んでいるが,それらはすべて禅味の強い文化であり,五山禅僧の文化創造活動によるところが大きかった。 一方,五山派に対し,権力と迎合せずに自力で教団を維持し,布教に努めようとする林下(りんか)と呼ばれる禅僧集団があった。その一つに宗峰妙超(しゆうほうみようちよう)の大灯(だいとう)派があり,大徳寺,妙心寺を中心に,厳しい弁道と布教にあたっていた。…

※「林下」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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