奔奔(読み)ほんぽん

精選版 日本国語大辞典 「奔奔」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ぽん【奔奔】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「詩経‐鄘風・鶉之奔奔」の「鶉之奔奔、鵲之彊彊」により、元来、鳥の雌雄の仲のよいことをいう語だが、この詩が、衛の宣公の未亡人宣姜の不倫をそしる詩と解されているところから ) 鳥の雌雄、転じて、男女関係が乱れて定まらないさま。
    1. [初出の実例]「鶉の奔々(ホンホン)たる多妻の醜を愧づると愧ぢざるとの界」(出典福翁百話(1897)〈福沢諭吉二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む