奥住(読み)おくすまい

精選版 日本国語大辞典 「奥住」の意味・読み・例文・類語

おく‐すまい‥すまひ【奥住】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おくずまい」とも )
  2. 奥女中として奉公すること。
    1. [初出の実例]「是も以前の奥住(ヲクスマ)ゐわすれず、人にあふ事を耻ぢて」(出典浮世草子新可笑記(1688)二)
  3. 家の奥にひきこもって生活すること。
    1. [初出の実例]「同じ借(かし)屋の奥住(オクズマ)ゐして、七十あまりの姥(ばば)」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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