精選版 日本国語大辞典 「奮い立てる」の意味・読み・例文・類語
ふるい‐た・てるふるひ‥【奮立】
- 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]ふるひた・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 弱気になりそうな心を勇みたたせる。心を勇みふるわせる。奮起させる。- [初出の実例]「頽齢と塵労と戦禍のためにあはや絶えなんとするたましひを奮い立て」(出典:普賢(1936)〈石川淳〉一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...