女の利発牛の一散(読み)おんなのりはつうしのいっさん

精選版 日本国語大辞典 「女の利発牛の一散」の意味・読み・例文・類語

おんな【女】 の 利発(りはつ)(うし)の一散(いっさん)

(「牛の一散」は、ふだんのろのろしている牛が急に走り出す意) 女はいくら利口であっても、その考えは「牛の一散」のように、深い思慮もなく、むやみにはやるものだということ。女の知恵は鼻の先。
浮世草子・当世誰が身の上(1710)四「諺にも、女の理発(リハツ)(ウシ)の一さんとて、鼻の先斗(ばかり)にて、底は愚かなる事明らけし

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android