女の利発牛の一散(読み)おんなのりはつうしのいっさん

精選版 日本国語大辞典 「女の利発牛の一散」の意味・読み・例文・類語

おんな【女】 の 利発(りはつ)(うし)の一散(いっさん)

  1. ( 「牛の一散」は、ふだんのろのろしている牛が急に走り出す意 ) 女はいくら利口であっても、その考えは「牛の一散」のように、深い思慮もなく、むやみにはやるものだということ。女の知恵は鼻の先。
    1. [初出の実例]「諺にも、女の理発(リハツ)(ウシ)の一さんとて、鼻の先斗(ばかり)にて、底は愚かなる事明らけし」(出典浮世草子・当世誰が身の上(1710)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ウシ 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む