奴久見村(読み)ぬくみむら

日本歴史地名大系 「奴久見村」の解説

奴久見村
ぬくみむら

[現在地名]串間市奴久見

高松たかまつ村の北、西方にしかた村の西に位置し、村域の大部分山地。奴久見集落のほか離れて笠祇かさぎ古竹ふるたけの二集落がある。北郷忠相等三代日帳写(都城島津家文書)に元亀三年(一五七二)四月七日のこととして、「守護方より三之山へ御働キ、ヌクミノ河内ノ村之分ハ悉ク御破りと馬人多々きられり」とある。江戸時代は西方郷に属し、日向国覚書によると高一〇四石余。寛文四年(一六六四)の高鍋藩領地覚(隈江家記)、正徳元年(一七一一)の高鍋藩領郷村高辻帳(石井家文書)でも同高。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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