精選版 日本国語大辞典 「好み立つ」の意味・読み・例文・類語
このみ‐た・つ【好立】
- 〘 自動詞 タ行四段活用 〙
- ① 好む心が進む。すき心がつのる。
- [初出の実例]「宮の、今めかしく、このみたち給へる程にて、思し怠りにけるも、げに、心苦しく推し量らるれば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)
- ② 望みを起こす。その気になる。
- [初出の実例]「物をもいはむとこのみたちたらむは」(出典:紫式部日記(1010頃か)消息文)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新