好摩村(読み)こうまむら

日本歴史地名大系 「好摩村」の解説

好摩村
こうまむら

[現在地名]玉山村好摩

北上川右岸、まつ川との合流点付近に位置し、西は松川を隔てて松内まつない村。元文三年(一七三八)の給人書上に村名がみえ、「右所百姓共沼宮内町市日之節駄賃付渡世仕候」と記す。同五年の沼宮内通絵図(佐藤家蔵)に、村名とともになつまき・小袋こふくろ大代おおだい・わだい新田しんでん明神みようじん・こうマざわの地名がみえる。「邦内郷村志」に高間とも書くとみえ、蔵分一五石余・給分一一七石余、家数四四、馬一〇四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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