好雨(読み)コウウ

デジタル大辞泉 「好雨」の意味・読み・例文・類語

こう‐う〔カウ‐〕【好雨】

待ち望んでいるときに、ちょうど降る雨。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「好雨」の意味・読み・例文・類語

こう‐うカウ‥【好雨】

  1. 〘 名詞 〙 ちょうど待ち望んでいる時に降る雨。恵みの雨。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「之を喩へんに文学は猶土壌の如し、和風之を吹き、好雨之を湿し」(出典:国文学読本緒論(1890)〈芳賀矢一〉序)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐春夜喜雨詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「好雨」の読み・字形・画数・意味

【好雨】こう(かう)う

ほどよい雨。唐・杜甫〔春夜雨を喜ぶ〕詩 好雨、時を知る 春に當りて乃ち發生す

字通「好」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む