如己男(読み)モコロオ

デジタル大辞泉 「如己男」の意味・読み・例文・類語

もころ‐お〔‐を〕【男】

自分と同等の男。自分に匹敵する相手
「―に負けてはあらじと」〈・一八〇九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「如己男」の意味・読み・例文・類語

もころ‐お‥を【如己男】

  1. 〘 名詞 〙 自分と同等の男。自分に匹敵する相手。相手になり得る男。
    1. [初出の実例]「天仰ぎ 叫びおらび 足ずりし 牙喫み建びて 如己男(もころを)に 負けてはあらじと」(出典万葉集(8C後)九・一八〇九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む