日本歴史地名大系 「妙見遺跡」の解説 妙見遺跡みようけんいせき 宮崎県:えびの市川北村妙見遺跡[現在地名]えびの市東川北 妙見加久藤(かくとう)盆地北縁部の標高約二八二メートルの丘陵性台地上にある。平成三年(一九九一)から同四年にかけての発掘調査の結果、間欠期はあるものの、旧石器時代から中・近世に至るまでの永い期間、人間の生活の場となっていたことがわかった。とくに縄文時代早期の手向山式・塞ノ神式など多様な型式の土器が出土し、当地域の土器編年を追究するうえで欠かせない資料となっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by