妬に籠む(読み)ネタニコム

デジタル大辞泉 「妬に籠む」の意味・読み・例文・類語

ねた・む

いつまでも恨みに思う。根にもつ。
きさとねんごろ致せしを由兵衛めが―・み」〈浄・今宮の心中

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精選版 日本国語大辞典 「妬に籠む」の意味・読み・例文・類語

ねた【妬】 に=籠(こ)む[=持(も)つ]

  1. 根に持つ。遺恨を抱く。うらみに思って忘れない。
    1. [初出の実例]「きさと懇比致せしを由兵衛めがねたにこみ」(出典:浄瑠璃・今宮心中(1711頃)中)

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