デジタル大辞泉
「遺恨」の意味・読み・例文・類語
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い‐こん ヰ‥【遺恨】
〘名〙
① 残念に思うこと。思いをのこすこと。心残り。
遺憾。
※
田氏家集(892頃)下・春風歌「消
二除遺恨
一柳眉開」
※
無名抄(1211頃)「いる日をあらふといひ、月おちかかるといへる、いみじきことばなれど、むねこしの句をばえいひかなへず遺恨の事なり」 〔
陸機〕
② 恨み。忘れられない憎しみ。
宿怨(しゅくえん)。
※康頼宝物集(1179頃)下「年来又遺恨無して過つるに、如何に瓶の中に形好女を隠し置て」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「遺恨」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報