妻村(読み)つまむら

日本歴史地名大系 「妻村」の解説

妻村
つまむら

[現在地名]橋本市妻・妻一―三丁目

紀ノ川北岸、大和街道に沿い、西は古佐田こさだ村。大宝元年(七〇一)持統・文武紀伊行幸の時の歌にみえる紀の国の妻社つまのもり(「万葉集」巻九)を当地とする説がある(続風土記)。長承二年(一一三三)一一月日付の高野山沙門覚鑁申文(根来要書)相賀おうが庄四至に「東限八幡宮寺地并妻谷」とみえ、相賀庄惣社大明神神事帳写(相賀大神社文書)所収の天授三年(一三七七)頃の文書によれば、相賀大おうがだい神社八月放生会の御幣料として妻村は米五升を納めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む