始たる(読み)はじめたる

精選版 日本国語大辞典 「始たる」の意味・読み・例文・類語

はじめ【始】 たる

  1. 事新しいこと、最初であることをいう。はじめての。最初の。
    1. [初出の実例]「ことのほかにめでたければ、これをはしめたる例になりぬべし」(出典:栄花物語(1028‐92頃)つぼみ花)
  2. ( 下に打消の語を伴って ) 今にはじまった。事あたらしい。
    1. [初出の実例]「はしめたる事にはあらね共、弓矢の家にむまるる物は、命よりも名をばをしむ物ぞとよ」(出典:曾我物語(南北朝頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む