始末におえない(読み)しまつにおえない

精選版 日本国語大辞典 「始末におえない」の意味・読み・例文・類語

しまつ【始末】 に=おえない[=ゆかぬ]

  1. 処理できない。手がつけられない。手におえない。
    1. [初出の実例]「何にしてもお潮さんの在所(ありか)が知れねえと云ふので始末に終へねえ」(出典人情本花鳥風月(1830‐44頃)四中)
    2. 「どうも始末(シマツ)に終(オ)へない」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 在所 初出

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む