始末におえない(読み)しまつにおえない

精選版 日本国語大辞典 「始末におえない」の意味・読み・例文・類語

しまつ【始末】 に=おえない[=ゆかぬ]

  1. 処理できない。手がつけられない。手におえない。
    1. [初出の実例]「何にしてもお潮さんの在所(ありか)が知れねえと云ふので始末に終へねえ」(出典人情本花鳥風月(1830‐44頃)四中)
    2. 「どうも始末(シマツ)に終(オ)へない」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 在所 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む