始末におえない(読み)しまつにおえない

精選版 日本国語大辞典 「始末におえない」の意味・読み・例文・類語

しまつ【始末】 に=おえない[=ゆかぬ]

  1. 処理できない。手がつけられない。手におえない。
    1. [初出の実例]「何にしてもお潮さんの在所(ありか)が知れねえと云ふので始末に終へねえ」(出典人情本花鳥風月(1830‐44頃)四中)
    2. 「どうも始末(シマツ)に終(オ)へない」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 在所 初出

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む