始末気(読み)シマツギ

デジタル大辞泉 「始末気」の意味・読み・例文・類語

しまつ‐ぎ【始末気】

倹約しようという気持ち。
「急に―を出し」〈二葉亭平凡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「始末気」の意味・読み・例文・類語

しまつ‐ぎ【始末気】

  1. 〘 名詞 〙 倹約の心がけ。始末ごころ。
    1. [初出の実例]「来てからに・しまつ気うさる花の山」(出典:雑俳・住吉おどり(1696))

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