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平凡 ヘイボン

デジタル大辞泉の解説

へいぼん【平凡】[書名]

二葉亭四迷の小説。明治40年(1907)発表。もと文士下級官吏が回想の形で、作者自身の人生観・文学観を示し、文壇を風刺した作品。

へい‐ぼん【平凡】

[名・形動]これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと。また、そのさま。「平凡な作品」⇔非凡
[派生]へいぼんさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

平凡

1945年に凡人社(現マガジンハウス)が創刊した大衆娯楽雑誌。流行歌映画の紹介、人気アイドルのグラビア連載小説などで若者の心をとらえ、50年代には映画やラジオなど他メディアと連動した企画で一世風靡(ふうび)したが、次第に部数が減り87年に休刊した。

(2010-02-03 朝日新聞 朝刊 宮崎全県 1地方)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

へいぼん【平凡】

マガジンハウスから発行されていた月刊娯楽雑誌。前身の平凡出版は1945年合資会社凡人社として誕生,83年に社名をマガジンハウスと変更した。岩堀喜之助清水達夫らの手で1945年12月創刊。誌名は1928‐29年に同名の雑誌(国民雑誌をうたったが5号で廃刊)を出した平凡社より譲られたもの。48年2月号で判型をA5判からB5判へ大判化。創刊当初もっていた文芸色を払拭して,〈読む雑誌〉から〈見る雑誌〉に変貌,〈歌と映画の娯楽雑誌〉に徹底して以後若い読者層の爆発的人気をよび,53年新年号でついに100万部を突破したが,70年代後半あたりから衰退が目立ち始める。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

へいぼん【平凡】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
特にすぐれたところや変わったところがなく、ありふれている・こと(さま)。 ⇔ 非凡 「 -な人生」
[派生] -さ ( 名 )

へいぼん【平凡】

小説。二葉亭四迷作。1907年(明治40)「東京朝日新聞」に連載。平凡な官吏から文士になった男が半生を回顧する形で、文壇文学への批判や実感に従った人生観を示す。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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